[BMW miniの歴史(2006〜)]:BMW miniについて

BMW miniの歴史(2006〜)

 2006年、2代目BMW miniが発表されました。エンジンはBMWとフランスのPSAグループとの共同開発による新型エンジン(コードネームPrince)シリーズにリプレースされました。

 まずは、バルブトロニック技術を採用した直列4気筒DOHC1600cc(最高出力120ps)エンジンを搭載した「Cooper」と、通常のバルブ機構を備えた直列4気筒1600ccツインスクロール直噴ターボチャージャー(最高出力175ps)を搭載した「Cooper S」が発売され、2007年に入っては直列4気筒1400cc(最高出力95ps)搭載の「One」が発売され、直列4気筒1600ccターボディーゼル(最高出力110ps)搭載の「Cooper D」が追加される予定です。

 トランスミッションについては、油圧制御式湿式多板クラッチの制御問題から評判が良くなかったCVTは廃止され、ゲトラグ製6速MTとパドルシフト付きのアイシンAW製6速ATが採用されました。

 発売はCOOPERとCOOPER Sが英国、ドイツで2006年11月に発売開始され、日本では2007年2月24日に発売されました。  
 2007年4月より、英国でベーシックモデルのONEと高性能クーパーディーゼルモデルの発売が開始され、2008年にはワゴンタイプのMINIが発売されると予想されています。(コンバーチブルモデルについては、継続生産、販売されます)