[BMW miniの歴史(2001〜2006)4]:BMW miniについて

BMW miniの歴史(2001〜2006)4

 また、リアのロアアームもアルミが採用され、JCW専用のサスペンションとブレーキが採用されるなど走行性を追求している様子がうかがえます。シートについては、レカロ製が採用され、サイドサポートも改善されています。

 また、他にも多くの部分で見直しが計られ、スポイラーや車体下部の大きな整流板など、空力の改善にもかなり手が入れられています。  その結果、最大速度は240km/h、0−100km/h加速においては6.5秒というラインナップ中、最高の性能を発揮しています。

 重量については軽量化の反面、18インチ大径ホイールの採用や巨大な整流板などの増加があり、車両重量は1195kgでCOOPER Sより15kgほど重量増となっています。

 Miniを傘下に収めたのちBMWが販売したNEWMINIについては発表当時は賛否両論がありましたが、現在ではプレミアムコンパクトカーの代表車種となり、日本でも高い人気を得ています。

 2006年には2代目モデルが発表されており、日本向けは10月を持ってオーダーストップとなりましたが、2006年11月、日本専用として300台のデザイナーズチョイスというモデルが発売になりました。(内訳:「COOPER」100台 「COOPER S」100台)