[BMW miniの歴史(2001〜2006)2]:BMW miniについて

BMW miniの歴史(2001〜2006)2

90psの標準的な「One」と、エンジン制御プログラミングの変更により116psに出力を高めたハイパワーバージョンの「Cooper」、そしてスーパーチャージャーを装着し163ps(マイナーチェンジ後170PS)を絞り出す「Cooper S」が用意されている。

 1.6SCについては「1.4Lから1.8L」のエンジンカテゴリーにおいて「インターナショナルエンジン・オブ・ザ・イヤー for 2003」と「ワーズ・10・ベストエンジン2005」の2賞を受賞しています。

 この他、ヨーロッパ仕様車には、トヨタ製の直列4気筒1400ccディーゼルエンジンモデルも設定されています。

 サスペンションについては、Oneは比較的柔らかめのサスペンションを標準装備としていますが、Cooperは前後ともスタビライザーを装備し、堅めのショックであるスポーツサスペンションを標準装備としています。  また、Cooper Sについては、さらに径の太いスタビライザーと堅いショックを持ったスポーツサスペンションプラスを標準で装備しています。

 仕様面においては、ボディカラー、シートカラー、オプションなどの組み合わせにより、100000通りの組み合わせが出来るのが特徴です。また、各種オプションは輸入車としては割安で良心的とされています。

 また、車種は当初はハッチバックのみだったのですが、2004年にはコンバーチブル(カブリオレ)も追加設定(コンバーチブルのOneは海外のみ発売)されたました。  コンバーチブルの追加の際には、追加に合わせ既存の「One」「Cooper」「Cooper S」のマイナーチェンジにて、ヘッドライト周り、バンパー形状、テールランプ配置、インテリアの見直しが行われました。